2024.12.25
カテゴリ:ピアノの先生のブログ
●1オクターブを12に分けたら?
こんにちは♪
ピアノ講師
上原美枝子です。
今回は高い音、低い音についての序章です。
鍵盤楽器では、
ドレミファソラシドという音階を正確に出す事が出来ます。
歌では、演歌など、こぶしを入れたり、ギターではチョーキング奏法によって微妙に音の高さを変えたりすることも出来ます。
音の高さはドレミファソラシドだけではなく、音階の間の音、例えば、ドとレの間にド♯やレ♭が有ります。
ド♯とレ♭?
同じ音じゃない、
そう思った方々、
しっかり勉強して来た証拠です。
でも…本当は
ド♯、レ♭、それぞれ存在するのです。
ではどうして同じ音としたの?
それは皆さん良くご存知のあの方、たくさんの曲を作曲した「音楽の父」と呼ばれているJ.S.バッハ先生が「1オクターブを12に分けましょう。微妙に違うド♯とレ♭は同じ音としましょう(12平均律と言います)」と考えました。
そこで、無理矢理1オクターブを12に分けてしまったために(ド♯とレ♭は同じ音としてしまった)、名前は違うのに同じ音?(異名同音)となって、支障が起きました。
さて、どんな支障が起きたと思いますか?
この続きは、また
次号でお話したいと思います。
それでは皆さま
次号でお会い出来る事を楽しみに
しています。