●音楽会2020年を振り返って

●音楽会を振り返って

2020年の音楽会は、コロナ禍の全く新しい様式での音楽会になりました。

無観客で配信形式の音楽会ということで、そもそも会として形になるのか心配でしたが、ご参加者様からは、お喜びの声を伺うことができ、開催をして良かった思っております。

御礼と共に、ボランティアの皆様の奮闘を少し振り返ります。

<消毒の戦い>

教室の備品の運び出しが大量にあるのですが、会場に入れてから、全てを消毒してくださいました。

また、会場の触れる部分すべてを常に何度も消毒をしてくださり、無菌状態を目指してくださいました。

順番にお越しくださる出演者の皆様に、消毒や手洗いの徹底した誘導も行ってくださいました。

転換時の換気・消毒の業務の移り変わりも見事でした。

終了後は、教室に収納する前に、再度、全て消毒をして、片付ける作業をして頂きました。

<撮影・音声>

配信作業が加わることで、複雑になった、音声や撮影の状況についても、ご理解とご協力を頂きました。

<少人数・役割の整理の戦い>

新しい方式に加え、人数も少ない今回、スタートしてから必要な役割が判明することも多々ありましたが、すぐに、役割配置作業を行ってくださいました。

会が進むにつれて、徐々に、落ち着いていくのはすごかったです。

配信の演奏開始時間の副幹事さんの合図と、名司会の照井先生との連携プレイも、テレビ局のようでかっこよかったです。

<配信の挑戦>

教室は、将来を見据えて、専門アプリを勉強し、オンラインのライブ配信にも取り組んでみました。

事前テストやオーナー様のご協力の下、現地テストも行わせて頂き、準備は進めておりましたが、本番の初めての取り組みとあって、画面の不具合や音声の大小の問題など、運用中にも様々な課題が発生しました。

照井先生の流麗な司会や、出演者の皆様のお声については、こちらの力不足で明瞭にお届けすることが出来ず、申し訳有りませんでした。

既に、色々と対策が立てられたので、次の機会があれば、生かしていきたいと思います。

悔しい思いも様々ありましたが、今回頂けた数々の課題は、次の活動へのヒントが多く含まれており、大きな資産を頂いたと思っております。

副幹事の堺さんには、音声機材のご提供を頂きました。

<出演者の皆様のご協力>

出演者の皆様には、集合の時間指定や消毒手順、入室制限など、制約が多いものになりましたが、しっかりと遵守頂いて、安全な音楽会になりました。

<講師サポート・講師演奏>

配信になってしまったのが本当にもったいない、とても豪華な、講師サポートの企画や講師演奏がありました。

講師演奏3組

○ピアノ三重奏(トリオ演奏)
ピアノ:福嶋碧菜先生
ヴァイオリン:伊藤梢先生
チェロ:田中里奈先生
①ユー・レイズ・ミー・アップ(You Raise Me Up)
作曲 ラヴランド 編曲 平林明子
②タンゴメドレー(ポル・ウナ・カベーサ ~ パジャドーラ)
編曲 山口景子

○Kalanchoe(カランコエ)(プロ演奏家のトリオ)
ヴァイオリン:恒吉泰侑(つねよしやすゆき)様
ピアノ:福嶋碧菜先生
ドラム・パーカッション:浜谷あんり様
①そりすべり/アンダーソン
②スペイン/チックコリア

○二代目照井貢洋先生(三味線演奏)
①津軽じょんから節
②秋田荷方節

皆様と同じ場所には集まれなかったものの、本当に多くの皆様のお気持ちが一つになって実現した音楽会であったことが良くわかります。

すべての皆様に、改めて、感謝申し上げます。

本当にありがとうございました。


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